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鑑定内容:
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※このサンプルは相談者の許諾を得て公開しています。

上段:Queen of Discs / Oppression / The Hierophant
中央:Knight of Swords / The Fool / Abundance
下段:Wealth / Completion / Virtue


中央の愚者。なんだかんだいって、今が一種の「自由」状態であること。
Knight of Sword は左下を向き、中段右のAbundance(裕福)にそっぽを向いている。
頭で考えすぎて、目の前にある豊かさ(それは矛盾や不合理、愚かしさとともにあるとしても)から自ら遠のいている。


縦列をみると、中央の愚者の頭上には「抑圧」、足元には「達成」がある。
達成は既になされていて、その上で愚者は気楽に踊っている。しかし頭上には抑圧がある。
この抑圧は、達成された事業にとってすでに必要のない、残像のようなものである。
よろこびは為された。さらに遠くを目指す道は困難に見え、そこを行くかどうかは愚者次第。


縦列左をみると、QueenとKnightと富。これは上司や強権的な同僚のいる会社ではないか。


縦列右には司祭、裕福、美徳。権力はより穏やかだが、精神的な満足感のある、別の状況。


左は、人間関係が煩雑だが、実質的な収入が確保されている状況。
右は、精神的な満足感は高いが、綺麗事に終始しかねない状況。


横列でみる。
横列中央は、先述のとおり、知性が豊かさを認識できていないが、呑気ではある状況。
あるいは、強権的な上司とともに、案外楽して過ごせている、ご都合主義的な安楽。
あるいは、単純に、恋。


横上段は、女王、抑圧、司祭。抗いようのない、強い押さえつけ。枷。


横下段は、富、達成、美徳。牡羊座に金星と太陽が入っており、蠍座に水星。
これは新しいことを始めたい、時は熟した、大きな変化を望む、クライアントの願望。


上には強い抑圧が、下には強い願望が。そのはざまで、なんとなく今の安寧にまどろんでいる。

会社を辞めないつもりなら、抑圧を保護膜に読み替え、その強度を上手に利用するようにマインドセットを変える。状況を変えずに、安定と快楽を存分に味わうことで、願望と抑圧のテンションを逃す。


会社を辞めるつもりなら、抑圧の幻想を捨て去らなければならない。抑圧はすでに残像のようなもの。フィジカルな健康を整え、最後に残った心理的な棘を抜き去る、心の外科手術が必要。


総評:
いずれにせよ、頭上の抑圧がもういらない。9枚の風景のなかで、つまらないと感じられるのは頭上の「抑圧」1枚だけ。
愚者を取り囲むその他の風景、状況は、安定し、裕福で、明るく、気品のあるものだ。
頭上の抑圧とは、なにか。これが何に変容すれば、全体の歯車が回り出すのか。ここをよく考えたい。


「抑圧」は、射手座に入った土星である。これを突破するには、単純に遠くへ強行突破すればよい。
旅行、新しい人生目標、資格取得、高い理想の(段階的にでも)実現と、その表現。


精神的に折れそうな感覚、その感覚こそが「抑圧」の正体であろう。
それは心理的な残像に過ぎない。なにか原因があってうまくいかないのではなく、「うまくいかない」という感覚、その残像が払っても払っても消えない、ということ。「父の不在」が関係する。父の不在を受け入れ、あるいは父に変わる役割、つまり導き指導し、時に厳しくも闊達に叱咤激励する、唐辛子のようにホットな存在。


【おまじない】

上記を複数回熟読し、吟味し、心に沈着させた上で、水による禊行をおすすめする。
滝行、霊水スポット、あるいはキリスト教会のミサ。

朝、顔を洗う時、いつもの洗顔手順を済ませたあとに一呼吸置き、どこか遠く、憧れの旅行先を思い浮かべながら、3 回余分に顔をすすぐ。

ゆっくりと丁寧にお茶をいれる。ポットやコーヒードリッパーにお湯を注ぐとき、どこか遠く、憧れの旅行先を思い浮かべながら、ゆっくりと時間をかけてお湯を注ぐ。特に思い当たる先がなければ、旅行雑誌や絵葉書などをなんとなく眺めながらでもよい。

夜バスタブにつかる時、照明を消して暗くし、あるいは好みで蝋燭を灯し、どこか名も知らぬ異国の満月を思い浮かべる。

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