Liber AL vel LEGIS (Colloquial Translation) [2012]
ほんやく:樹くん(小学2年生)
1.アブラハダブラ!ラ・ホール・クートのおでまし。
2.おうちはこっち、あっちじゃない。しらないことば。もじはきえたよ。なんにもないよ。ごようじん!そのまま!ラ・ホール・クイトのじゅもんをさけべ!
3.わたしはけんかとしかえしのかみ。けんかもしかえしもめったになし。
4.おにがしまには
5.とりでをきずき、
6.せんそうきかいをてんこもり。
7.せんそうきかいはぼくがあげるよ。
8.それでとつげき!てんかむてき。
9.かくれろ!たいきゃく!とびかかれ!たたかえ、せいぎのおきてによって。あがめよひみつのおみやにむかい。
10.あかしのステーレ、みずからあかす。てにいれかざれ、ひみつのへやに。おへやはいつもきれいにね。それこそとわのあなたのキブラ、いつまでたってもピカピカで、どんどんきれいにあざやかに。ガラスのとびらにかぎがかけて、せかいにあかしをたてましょう。
11.それはあなたをあかすもの。とやかくいってるばあいじゃないの。せいふくせよ!それでじゅうぶん。しょうりのみやこのちらかったおへや、そこからぬすみだすのです。あなたがあがめてひろめなさい、よげんしゃよ、このむこのまぬかかわらず、きけんでめんどうくさいこと。ラ・ホール・クーはあなたとともに。わたしにささげよ、ほのおとち。つるぎをかかげ、やりかまえ。きれいなおんなにつるぎをもたせ、わたしのなをもてちをながさせよ。おかしなやつらをやっつけろ。いまだせんしよとびかかれ、やつらのにくにくらいつけ。
12.ぎせいのうしはおおきくちいさく、ひとりのこどものそのあとで。
13.だけどいまではありません。
14.そのときがくればわかるでしょう、けがれなきけものと、そしてかれのこいびとスカーレットよ!
15.そしたらあなたは、かなしむだろう。
16.やくそくなんてどうでもいいよ。のろいをうけてもおそれるな。あなたたちでもすべてはしらない。
17.なんにもおそれることはなし。ひともさだめもかみさえも。おかねもわらうばかどもも、てんとちとじごくのちからもおそれるな。ハディートがあなたのひかりであるように、ヌーがあなたのかくれがです。わたしはつよさ、ちから、きらりとひかるぶきのかがやき。
18.なさけのこころはいりません。なさけをかけるものあらば、はりつけごくもんあのよいき。ようしゃしないぞ、とびかかれ!
19.やつらがおそれるステーレは、あらくれどものいまわしさ。だけどそのなをしらべてみれば、あなたにとって718。
20.なぜかって?「だから」がおっこちちゃったから。にどとふたたびそこになし。
21.わたしのにがおえ、ひがしにおいて。あなたがしってるにがおえと、だいたいおなじにがおえを、わたしがあなたにみせるから、あなたはそれをかいなさい。そうするときが、いつかくる。
22.ほかにもおえかき、たくさんおいて。わたしをかこんで、ささえるように。すべてをとうとくたいせつに。かれらはわたしをかかげるしもべ。わたしはあなたのめにみえて、あなたのあがめをうけるもの。だけどしもべはひみつです。それはすなわちけものとはなよめ、しけんXのごうかくしゃ。なんだこれ?いつかわかるよ。
23.こなとはちみつ、ワインのおりに、オリーブオイルとアブラメリン。まったりこくある血をまぜて、わたしのすきな、いいにおい。
24.いちばんいいちは、まいつきの。つぎにいいのはこどものち。てんのつかいのちでもいい。それもないならやつらのち。それもなければこまったな、おぼうさんとかしんじゃのち。さいごはどんなけもののちでも。
25.もやして、ケーキをつくりましょう。わたしにささげてたべなさい。ケーキをわたしのまえにおき、まいにちいのりをささげれば、かぶとむしとかみみずとか、せいなるしもべがやってくる。
26.やつらのなまえをむしたちに。むしたちてんにめしましょう。やつらはたおれる、めのまえで。
27.それをたべるとひゃくにんりき。ふしぎなきぶんになるでしょう。
28.けんかもつよくなるでしょう。
29.わたしのまえにおいといて。わたしがちからをさずけます。
30.わたしのおみやはしんちゅうに、きんとぎんとをやきつけて。
31.やさしいおとながやってきて、あなたにきんをさずけます。
32.きんからはがねをつくりなさい。
33.おそらをとぼうか、やっつけようか。
34.あなたのだいじなおみやなら、ずっとだれにもみつからないわ。ほのおとつるぎがこわしにきても、みえないおみやはこわされず、イクイノクスのおわりのひまで、ずうっときれいなままにある。そのときフルマキスがくるよ、にほんのつえをたずさえて、わたしのぎょくざをうけつぐわ。あらたなよげんしゃあらわれて、そらからねつをふらせます。あらたなおんながつれてくる、みんなをうっとりさせるへび。あらたなかみのみこころと、けものはこっそりはいりこむ。きれいなたまもつしさいのなかに。あらたないけにえおはかにそなえ、あらたなおうさまやってくる。そのときたかのあたまをもったふしぎなあるじはわすれられ。
35.ホール・パ・クラートあるいはラ・ホール・クイト、つまりヘル・ラ・ハのことばのはんぶん。
36.(よげんしゃはかみにむかってこういった)
37.あなたをたたえてうたいます:
われこそテーベのあるじなり。
ふしぎなこころをさずかった、メントゥのかたりて4ばんて
そらのおおいをとりはらえ、
ほんとのことばをかたってしんだ、われはアンク・アフ・ナ・コンスなり
われはなんじをしょうかんす、われはなんじにけいれいす
おお、おんみラ・ホール・クイトよ!
すごいがったい、われみたり
なんじのいきのちからづよさよ
たかみにありておそろしいかみ
なんじはかみとしをつくり
なんじのみまえにひれふせさせる
われは、われはなんじをしょうさんす
ラーのぎょくざにあらわれよ!
クーのゆくみちきりひらけ!
カーのゆくみちてらしだせ!
クハブスのみちどこまでも!
われをかりたて、あるいはとどめ
アウム!われにてみちみちよ!
38.なんじのひかりはわがうちに。あかくもえたつそのひかり、なんじがあたえしつとめをはたす、わがてのうちのつるぎのごとく。われはつくらんひみつのとびら、なんじのしほうのみちつながん。(これがおいのりのことばです。あなたがかいたとおりです。すなわち:)
ひかりはわれのものなりて
こうせんわれをやきつくす
ラー、トゥム、ケフラとアハトール
そのみやみやにつうじんと、
われはつくりし、ひみつのとびら
われはなんじのテーベのたみ
おおメントゥよ、なんじのよげんしゃ
アンク・アフ・ナ・コンスなり!
ベス・ナ・マウトにむねおどらせて
タ・ネクのちえにてじゅもんをつづる
ヌイトよ、ほしぼしきらめいて
ハディート、はばたくひかりのへびよ
われはなんじのみやづかい
ラ・ホール・クイトはわれとありなん
39.これらすべてをかきとめて、どうしてこんなになったのか、それもあわせてかきとめて、ほんにまとめておきなさい。かみとインクでたくさんつくり、いついつまでものこるよう。かかれたとおりのことばにくわえ、ひみつのことばがそこにある。あなたのせつめいつけくわえ、「ほうのしょ」としてまとまった、てすきのかみにあかとくろ、うっとりするほどきれいなほんを、だれでもみんなにあげなさい。いっしょにごはんをたべるとき、ほうをみんなにさずけなさい。そのしゅくふくにさずかるも、さずからざるも、うんしだい。きっとそれほどおおくはいないが、とにかくすばやくやりなさい。
40.せつめいするのはどうやって?それはかんたん、あなたのなかにハディートが、もえるこころであなたのペンを、すばやくただしくうごかします。
41.あなたのカアバにおへやをつくり、そこでしごとにはげみなさい。すべてをただしく、てきぱきと。
42.しけんはあなたがかんとくし、めくらのものだけのぞきなさい。なかまはずれはいけないけれど、うらぎりものはゆるさない。わたしはラ・ホール・クイトなり。しもべをまもるつよきもの。うまくいくこと、それこそあかし。とやかくいってはいけません。きもちをかえたり、おしゃべりしすぎもいけません。あなたをわなにかけようと、あなたをひっくりかえそうと、たくらむやつらにたいしては、なさけようしゃはいりません、てっていてきにやっつけて。うっかりへびをふんだなら、どうなることかごぞんじのはず。へびよりもっとおそろしく、やつらをぎゃふんといわせましょう。きょうふにおののくやつらのかおに、わらってつばをはきましょう。
43.スカーレットもご用心。あわれみ、どうじょう、おもいやり、そういったものがこころにうかび、おもいでばかりとたわむれて、わたしのしごとをやめるなら、わたしのおしおき、かくごをし。かのじょのこどもをいただいて、かのじょのこころをさびしくし、みんなのなかからつまみだす。みじめなきらわれものとして、いやしいおんなにふさわしく、しめったうすくらがりのなか、さむくてはらぺこさようなら。
44. スカーレットはけだかいおんな!わたしについてくるのです!かのじょにいたずらさせましょう!かのじょにこころはいりません!かのじょはおてんば、いけないおんな!ドレスにほうせきかざりたて、おとこたちみなこいをする!
45.そのときわたしはかのじょをだいて、ちからのきわみにたたせます。ちじょうのどんなおうよりも、つよいこどもをうませます。かのじょによろこびあふれさせ、うっとりするほどうつくしい、ヌーのぎしきをみせましょう。かのじょにハディートおしえましょう。
46.わたしは40ばんだいのたたかうあるじ。80ばんだいはわたしにひれふす。わたしはあなたをみちびこう、つきせぬえいこう、よろこびに。わたしはあなたのぶきとなり、たのしくやつらをやっつける。うまくいくこと、それこそあかし。ゆうきをもてば、ひゃくにんりき。すすめ、わたしのちからとともに。にどとふりむくことのなく!
47.このほんは、いろんなことばでかきなさい。けものがかいた、もとのことばをいつでもそえて。ぐうぜんのようにみえるけど、もじのかたちやばしょさえも、けものもしらないふしぎがあるの。それをしらべてみようだなんて、けものにおもわせないように。これまでいわなかったけど、あとであるひとやってきて、すべてのかぎをみつけます。ここにひかれたせんがかぎ。しかくくなってしまったまるも、かぎだよ、そしてアブラハダブラ。へんだね!かれのこどもになるよ。かれがやろうとしただけで、あっというまにおっこちる。
48.ことばのふしぎもこれでおしまい、ぼくはせいなるばしょにいく。
49.あらゆるかみにきばをむく、ひみつの4じゅうことばのなかに、ぼくはいる。
50.あっかんべー!あっちいけ!きらいだよ!
51.ぼくはたかのあたまをもってるからね。じゅうじかのあいつのめをつくよ!
52.ぼくのつばさをはばたかせ、モハなんとかのかおをたたくよ!
53.インドじんもおぼうさんもモンゴルじんもディンも、ぼくのつめでひっかくよ!
54.バーラスティ!オムペーダ!げっぷまじりのおとなえもんくに、つばをはくよ!
55.きよらかマリアをくくりつけ、わっかのうえでいじめよう!すましがおしたかのじょのなかまも、みんないじめてやればいい。
56.きれいなものとか、あいのためとか、そういうおすましれんちゅうも!
57.よわむしたちも、いじめよう。たたかいもせずあそんでばかりのせんしたち、とんちんかんも、いじめよう!
58.するどくほこりたかきひと、りっぱであたまのいいひとは、きみたちみんなきょうだいだ!
59.きょうだいみんな、ちからをあわせてたたかおう!
60.「やりたいことをやれ」それよりとうといきまりはないよ。
61.ラーのぎょくざにいるかみの、そのことばにはおわりがある。たましいの「はり」がかるくなる。
62.ぼくにしつれいなきように!つらいしけんをくぐりぬけ、しゅくふくうけてぼくのもとに!
63.とんちんかんには「ほうのしょ」とそのせつめいはわからない。
64.さいしょのしけん、くぐりぬけると、ぎんになる。
65.ふたつめのしけん、くぐりぬけると、きんになる。
66.みっつめのしけん、くぐりぬけると、おいしいみずのいしになる。
67.よっつめのしけん、くぐりぬけると、こころのほのおのはげしいひばなに。
68.それはとってもきれいだよ。きれいじゃないね、なんていうのはうそつきばかり。
69.うまくいくよ。
70.ぼくはたかのあたまをもつちんもくとちからのあるじ。あたまかざりはよぞらをおおう。
71.ばんざい!せかいのはしらのふたごのせんし!きみたちのでばんはもうすぐさ。
72.ぼくはちからのにほんづえ、コフ・ニアのちからのつえのあるじ。ひだりてはからっぽさ。うちゅうをひとつ、こっぱみじんにしたからね。
73.いちまいいちまい、みぎからひだりへ、うえからしたに。ごらん!
74.ひみつのほまれ、わたしのなまえにひかりあり、よるのたいよう、そはむすこ。
75.これでおしまい、アブラハダブラ!
法の書は書き記され、
そして隠される。
Aum, Ha.
[第1章][第2章][第3章][補記][付録:日拝][付録: 食前問答]
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